

国立大学入試コラム
ここでは大学受験に関するコラムをご紹介します。一部私立も含みます。
4.偏差値50からの国立に
全国模試や校内模試で偏差値50といえば、他人からぱ控えめの鈍才とみられがちですが、本人はプライドもあり、高二の三学期に国公立大にぜひと思い立つことが間々あります。
不可能! と一笑にふすのではなく、現実に成功した人の共通点を洗い出して、成功の条件を探してみましょう。
対象となる大学は、東大・京大などの難関校は外し、中堅校のうち二次試験が軽く、志望者が少く、しかも自分の希望の大学となります。二次試験はゼロでは高競争率になるので、自分の得意一科目が狙いめです。もう一つのウラ情報ですが、前期日程偏重の中で、後期日程の地方大は、学科によって志望者ゼロ、定員割れも稀ではありません。
不戦勝でも一勝は一勝ですので、願書締切日の午後二時に大学事務室・新聞社・文部省に電話して最近志望人数を聞き出し、五時の締切までに郵送または直接持参して間に合わせるという、ハラハラドキドキの努力が効を奏することも結構あります。
スタートの時期は、高二の三学期か最悪で春休み、できたら春休みを使いたいところですが、少くとも新学期には勉強態勢に入りたいものです。
資格は、貯金はなくてもよいが、借金はダメという当り前の話。早く言えば、高一、高二で受験勉強してないのは許せるが、受験科目について授業を真面目に聴き、ノートをちゃんと作成していたことが必要ということです。ゴメン、ゴメン、実は今までのノートはなくて……という人は、仕方ないので要点ものを速攻して代えるしか仕方ないですね。
国公立大入試の特色は、センター試験で最大限七科目課せられるということです。これは負担過重とグチの一つもこぼしたくなるところですが、科目が多いから私立大のような超難問は少なくて、二科目失敗しても他で挽回の希望があるという、鈍才にとって有利な側面があります。
ただし、なんといっても科目の数が多いので、文系の数・理、理系の国語、地歴・公民という泣き所を、薄手の参考書と標準・マーク式問題集各二冊選び、五割目標でなるべく短期間にいちおう仕上げるのがコツです。
国公立大は高原型で、コツコツとヒットを打てばよいと言っても、得意科目や高得点をねらえる科目ができたらべ二科目あれば、気持ちも結果もずっと楽になります。この科目は特別と自己暗示をして得意科目を作り上げてみると他の科目の学習に張りができ、後でその有り難みがわかります。
二次科目は最後のツメ、配点の大きさにより力の入れかたは違いますが、この科目だけはできたら予備校で勉強など「差をつけられない」、できたら「差をつける」学習が望まれます。
ジワジワ、そして要領よくこれが国公立大挑戦のためのアドバイスです。