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国立大学入試コラム

ここでは大学受験に関するコラムをご紹介します。一部私立も含みます。

3.現役と浪人の分かれ目

だれも望まないのに、気がついたらなってしまうのが「浪人」でしょうか?

浪人を一年か二年やることは、予備校に行けば年100万円はいる、頭の柔軟性が失われて固くなる、胃が悪くなったり肥満になったりしやすい、浪人時代の勉強は大学入学後はほとんど役立かないなど、マイナスだけが大きく、プラスはほとんど皆無です。

浪人体験者が「けっしてムダでなかった」というのは、そう思わなとやりきれないという負け惜しみであり、「トイレを我慢した」体験と同じで、役立つとはほぼゼロというのが真実です。
では、現役合格と浪人の分かれ道は何でしょう?

一番大きいのは学習量の差です。
現役合格した人は、
・高一で一日2.7時間、年間1000時間
・高二で一日4.1時間、年間1500時間
・高三で一日5.5時間、年間2000時間
で合計 4500時間です。


 ところで浪人生は、一日8.2時間、年間3000時間なので、高三 十 浪人生でも4500時間を上回り、真面目に浪人すれば合格という伝説に根拠かおることがわかります。 そこで大切なのは高一、高二(高三はだれでもやる)であり、現役合格者は次のように答えています。
 〈現役合格の勝因〉
 
@授業中心の学習27% 
 A合格を信じ頑張った19%
 B毎日コツコツ15%
 C英語カ 12% 
 E苦手科目克服10%

 〈得意科目と苦手科目〉
 @得意強化 50%
 A苦手挽回 31%
 B両方 19%
  〈予習か復習か〉

 予習中心……英語 72%、国語 68%、地歴・公民 63%
 復習中心……数学65%、理科 69%

 高一、高二の勉強は、ノートの清書、定期考査のための丸暗記など、その場かぎりのものであってはなりません。英語=文法・構文・単語熟語、国語=古文文法・古語、数学=数学I・数学A完全消化という中核部分をまず固め、高三の1学期までに基本を固めることが不可欠です。


 受験生にとって生徒減の順風を受け、実カプラス1段か2段の強気で第一志望校を含め、その後に安全を取り入れ第二、第三志望校をきめるのがコツです。

せっかく合格したのに浪人する合格浪人が多数にのぼるので、ムダを大きく減らしましょう。第一志望校がきまったら青本(駿台)や赤本(教学社)や過去問に当たり、傾向学習に徹して「実力より合格力」をつけることです。
                                             
 実力完成(一学期〜夏休み)、センター対策 一学期後半〜冬休み)、直前期の追い込みとつなげていけば、あとはもう現役合格あるのみです。