古文・漢文ともに,「覚えるが勝ち!」
古典文法
1.「品詞分類表」に立ち返り,「単語の切れ目」に注意する
古典文法の基礎的なことも理解していないと感じたら,文法の教科書の1ページ目からゆっくりと読み直す。特に「品詞分類表」を完全に理解し,常に「単語の切れ目はどこか」「その品詞は何か」に注意して古文を読むようにする。(やさしい文でも,単語の切れ目がわからないために意味が取れない場合が案外多い)
2.活用を正確に覚える
活用がわからなければ,意味の判断ができないことがあり,むしろ,問いはそこを突いてくる。特に動詞の活用を軽んじてはいけない。声に出してすらすらと言えるまで練習すること。
3.助動詞・助詞は覚えるだけでなく,意味・用法を常に確かめる
暗記しただけでは安心できないのが助動詞・助詞。文章を読んだり問題を解いたりする時に,どれだけ使いこなせるか。「単語の切れ目」を意識すると同時に,意味・用法を確認する癖をつける。
暗記が不十分の段階では、常に文法の教科書を偏におき、その助動詞・助詞の説明のページを確認しながら学習する。教科書のどこに何か書いてあるかがすぐに思い浮かぶようになれば,文法にも自信がつく。
古語
古語(単語)の意味や使い方を問われることが多い。駆語がわからないせいで文章全体の意味がわからないことが多い。となれば覚えるしかない。
その際,性格的に几帳面な人によくあるような,古語集の「端から覚える」やり方は良くない。
見たことがあるもの,語源がわかりやすいものなど,自然に印象に残る語から確実に身につけていく。次にやや抵抗のあるものを工夫して覚える。そして最後にどうしても馴染めないものを語呂合わせや書き取りをしてでも覚える。
語源をつかむことも大切である。単語を覚えるためだけでなく,昔の人たちの価値観・感性・暮らしぶりを理解することにもつながり,読解の役に立つ。
漢文の句法(句形)
漢文の句法を覚えて点を稼げる確率は高い。
しかも覚えるべきパターンは,漢字や古語とは比べものにならないほど少ない。
1.句法ノートを自分で作る
あらゆる機会に出てきた句法の用例を,分類して書き込んでいくノートを作る。
句法別に見出しをつけておいて,それに当てはまる文が教科書・問題集や模試等に出てきたら,その都度書き足していく。
2.白文で読めるようにする
問題にされる部分はたいてい訓点を省いた白文になっている。訓点に頼って読めても,実戦では役にたたない。少なくとも教科書に指定された文章くらいは,白文で読めるようにしておくこと。
3.参考書(基本ができた人に)
安心して句法を覚えるために,『早覚え速答法』(学研・田中雄二)がお勧め。
4.漢文の性質に慣れる
1つの漢字が,固有名詞にも普通名詞にも動詞にも助詞にも使われるなど,暗記だけでは対応できない性質が漢文にはある。
5.特殊な用法(句法)は覚えるが勝ち。
6.前書きや注釈を重視する癖をつける。例えば同じ文章の中であっても,同一人物が数種類の呼称で出てくることがあって混乱しやすいが,注釈に書いてあるのに,見落として悩むなどは愚の骨頂。主従・師弟・親子などの人間関係も読解のカギになりやすい。
7.主語をとらえ,次に動詞となる宇を見つける。(白文で読む練習が役立つ)
「主語十動詞十補語または目的語」という,英語に似た構文を意識する。
8.対句表現に注意する癖をつける。漢文には対句がよく出てきて,読み方,意味の両面において重要なヒソトとなる。
古文や漢文の音読は英語と同様に大切
古文や漢文のリズムをつかむために,英語と同じように,音読を何回も繰り返し,できれば暗記する。


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センター必勝法
【古文・漢文】
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